Youtubeでたまに「えっ!?」という飛行を見かけます。
①たとえば、追記13で書いた、離発着の条件の30mを無視して離発着を行っている。
②目視外の許可を取ったから、1人でActiveTrackで自分を背後から撮影している。
③鉄道や高速道路などの上空や付近での飛行をしている。
④第3者の上空を飛行させている。
⑤4000mの距離を補助者なしで、長距離飛行のテストなどと評して飛行させており、帰りはリターンtoホームで、機体を見る事すらしていないと・・・しかも、初飛行3回目。
知らないで済めば良いのですが。
基本的にDIPSにて目視外、距離30m、夜間等の許可を取ったからといって、航空法標準マニュアルを熟読していない方が本当に多いです。
もしかすると、独自のマニュアルを作成しそれを提出して許可を取っている可能性もありますが初心者の方で、実際にそこまで行っている人は居ないのが実情ではないでしょうか。
なかには違法な事を平気で行ってDIPS申請は簡単にできます!サポートします!
と言われる方もおられます。
何度も言うようですが、知らないとは本当に怖いと感じます。
場合によっては危険度が高いと逮捕される可能性も十分にありますし、事故を起こす可能性もあります。
上記の②〜⑤に関しての根拠を記載しておきます。
以下は国土交通省航空局標準マニュアルから抜粋したものです。
これを元にほとんど方はDIPSへの許可申請をされていると思います。
(もしこのマニュアルに従わない飛行をしたら航空法違反になります)
②、⑤目視外飛行を行う際の体制 ・飛行の前には、飛行ルート下に第三者がいないことを確認し、双眼鏡等を有する補助者のもと、目視外飛行を実施する。
③高速道路、交通量が多い一般道、鉄道の上空やその付近では飛行させない。
④場所の確保・周辺状況を十分に確認し、第三者の上空では飛行させない。
特に④は必須で、包括申請では許可などおりません。
これらの方々がどこかのスクールを卒業し飛行をされておられるのでしたら、そのスクールは行ってはならないスクールだと思います。
たぶん、そういった方々は自己での独自の勉強と独自の解釈をされておらると思います。
さらにセンサー類やGPS機能に助けられているだけなのに、自分は飛行させる才能があると勘違いされる点です。
Attiモードというのを試して欲しいと思います。
そういった面でも、確かなスクールに通う事は重要な事かもしれません。