- Mavic2 & Phantom4 の目視外
- 航空局標準マニュアルの風速5m/s以上
Mavic2やPhantom4だと自動飛行をしなければ、DJI Go4だし、自動飛行ではDJI GS Proとなる。
両方での目視外飛行の承認を得ようにも、申請画面にはどちらかの「指定」と「その他」の指定があるだけ。
これでは、DJI GS Proで申請をしてしまってDJI Go4では目視外ができないことになる。
逆もまたしかり。
両方で目視外を行うというと、両方を指定する必要がありそのための申請方法が疑問に思えた。
そこで、実際に補正指示を受けながら、両方のアプリでの目視外が可能な方法を確認し承認を得ました。
Mavic2やPhantom4での目視外の許可承認の追加基準での書き方
【その他】を選択し以下を記入
【決められた範囲内でのルート設定など正確な飛行において上記自動操縦システムを使用の場合】
メーカー指定の自動操縦システム及び純正のカメラを装備し飛行させる。
【特にルートなどを指定せずにその場の状況に合わせた飛行においての飛行の場合】
機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できる。自動操縦システムは装備していないが、補助者が常に飛行状況や周囲の状況を監視し、操縦者に必要な助言を行うことで安全を確保する。

風速が5m/s以上の場合は、飛行ができないのを知っているのだろうか?
航空マニュアルに記載されてしまっている。
その航空マニュアルを順守して飛行させるという事で、許可承認がおりている。
なので、その航空マニュアルを無視しての飛行は当然、航空法違反になってしまう。
その点を知らない人は一度、じっくり読んでみるとよい。
YouTubeを参考にすると、そのマニュアルを無視した動画が多くアップされており間違った知識を得てしまう。
風速5m/s以上で飛行させたい場合は、どうするのか!
マニュアルの以下を修正する
2-8 無人航空機を飛行させる者が遵守しなければならない事項
(3)5m/s以上の突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。
⇩
(3)機体 メーカーが定めた風速抵抗値を超える突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。
3-1 無人航空機を飛行させる際の基本的な体制
・風速5m/s以上の状態では飛行させない。
⇩
・原則として風速5m/s 以上の突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。 但し、業務上必要不可欠な飛行と判断した場合は風速5m/s 以上であっても、機体メーカーが定める風速抵抗値を超えない範囲で飛行させることがある。この場合、機体 メーカーが定めた風速抵抗値を超える突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。
ただし、くれぐれも訓練を行った上で風速5m/s以上へ挑戦してほしい。
でなければ、事故や墜落といった状況になりえてしまう。