スカイクリエイターズ倶楽部 山陰
Sky Creator’s Club Sanin

山陰で唯一のドローン専門のアマチュア飛行・空撮倶楽部です

一等の国家資格を受験

一昨年にATTIの練習を散々おこなってその様子さえもYoutubeにアップしていましたが、昨年はほとんど行っておらず一等の国家資格の運用開始に合わせて、週1で練習を始めました。

国家資格については一等と二等があるのですが、大きな違いは不測の事態が起こっても対処できること、またそのリスクを減らせれるかが重要です。

その一つに、センサー類がダメになっても自在に操れる能力、俗に言うATTIモードでも確実にコントロールできるかが鍵になります。

ATTIモード

ATTIモードではGPSやセンサー類(位置維持させる)は切断されます。

このATTIモードで実地試験のうちの実技試験は行われます。

ただこのセンサー類を切断するということは、マルチコプターの特徴の一つのホバリングもままならない状態になります。
特に風があるとその風向きに合わせて流されていきます。

その場に留まる操作を常にスティックで行わないとなりません。

包括申請を行っている多くの方が知らないことですが、許可承認を行う条件にはこのATTIモードでスクエアや8の字が行えることとあります。(旧DIPSではそのように記載されています)

それさえも知らない、あるいはできない方が許可承認を受けています。

さてこのATTIモード、どんな場面で使用するのか。

これは、GPSが受信できるところとできないところの重なる場所などではあえてATTIモードにして飛行します。
また、撮影しているときにスティックの操作によってはブレーキとなってしまい映像がスムーズにならないような場合にはATTIにしたりしています。(あくまでも自分の場合です)

ただし、DJIの一般向けでATTIにできる機体は実は限られています。

Phantomシリーズ

Mavic3Classic (スクールや試験機関向け)

それ以外には、ちょっとしたパラメータの変更によってMavic2もATTIに変える事ができます。

一等の実地試験

かなり話題から逸れましたが、今回京都で海事協会の一等の実地試験を受けてきました。

実地試験には以下のPARTに別れています。

  • 机上試験
  • 飛行前点検
  • 状況口述
  • 実技
  • 飛行後点検
  • 飛行日誌
  • 事故・重大インシデントと事故後の対処の口述

机上試験はLEVEL4を見据えた問題が出されていました。

これを10分で5問回答します。(学科は回答の選択肢が3つですが、実地では4つです)

机上は2問、全く判りませんでした。消去法で4つを一つずつ消していっても2つ残ってしまい最後は「感」です。

実技以外は、二等と同じです。(状況口述に関しては二等は屋内でしたのでこの点は異なります)

上記の点は特に問題もなく全てを確認し記述しました。

さすがに3回目なので、二等と重なる部分は問題ないと思っています。

実技試験は散々なものでした。自分の実力不足です。
かろうじて即中止の不合格エリアへは入りませんでしたが、十数回減点ポイントに入ってしまいました。

風速は0.5〜1程度でしたので、本来であれば絶好の試験タイミングです。

それが不覚にも点検飛行でのコントロールの失敗から、実技試験中は終始親指が震えてしまいました。

スティックを親指と人差し指でつまんでいるやり方だと多分良かったのかもしれませんが、自分の場合は親指の腹をスティックに乗せているので、親指の震えがそのまま機体の動きに連動してしまいます。

試験対策として自分の場合はつまむ形も視野に入れようかと思います。
(還暦前の人間とっては、状況に合わせて変えるというのは至難の業です)

それと点検飛行(ATTI状態)の時に半周程度はピルエットを左右で行ってみるのもありかもしれません。

半年程度練習を重ねて再度挑戦してみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です