スカイクリエイターズ倶楽部 山陰
Sky Creator’s Club Sanin

山陰で唯一のドローン専門のアマチュア飛行・空撮倶楽部です

Sky Creator’s Club Sanin 会則

スカイクリエータズ倶楽部山陰会則

(令和4年10月1日 発行 第1版)
(令和5年  1月1日 発行 第2版) 【飛行規程】に点検を追加
(令和5年  2月1日 発行 第3版) 【飛行規程】の日常点検の内容を変更
(令和5年12月18日 発行 第4版) 第2条(目的)の修正と【社外品の搭載について】を追加 

第1条 (名称)
本倶楽部は「 Sky Creator’s Club Sanin」と称す。
第2条 (目的)
「 Sky Creator’s Club Sanin」は無人航空機(以下ドローン)を飛行させるにあたり、一 般的な娯楽として享受する枠を超え公益に寄与する活動も視野にいれ、安全第一に法律に 遵守した飛行をさせる為、必要な知識や操縦技術を学び、倶楽部員相互に親睦を深め、 各自のペースで楽しみ良識あるドローンライフを目指す事を目的とする。 
(※ラジコンヘリ及び飛行機は対象外とする)
第3条 (事務局)
本倶楽部の事務局は会長宅に置く。
第4条 (飛行場所)
飛行場所の管理者に届けないしは、許可を必ず得る。
また各地区の役員が主体となって各地区の飛行場所の確保に努める。
第5条 (日時)
原則として日出から日没までとする。
なお夜間飛行訓練及び夜間飛行撮影は除く。
第6条 (飛行時の規定)
別途定める飛行規定に基づく。
第7条 (役員)
本倶楽部は出雲、松江、安来、米子と 4 地区に分け、総会によりそれぞれ各地区1名の役員を選出する。
その各地区役員から会長1名、 副会長1名を役員で選出しその任期は1年とする。
第8条 (総会)
総会は年1回とし、倶楽部の会則その他の議案を審議決定する。役員および倶楽部員から審議提案がある場合は臨時開催する。
第9条 (会費)
入会金及び年会費は不要とし、倶楽部の運営などで必要があれば、総会にて過半数以上の同意を持って変更可能とする。
その場合は事前に倶楽部員に告知するものとする。
第10条 (入会)
別途定める入会規則に基づく。
第11条 (退会及び休会)
退会、休会をする者は速やかに役員へ報告する。
本倶楽部員として不適切と認められる者は、役員会の承認をもって退会をさせることができる。
また特別の理由がない限り機体を手放し半年経過後も新たな機体の入手がない場合は退会とする。
第12条 (倶楽部員)
倶楽部員は、ドローンの愛好家であり、操縦技術の向上を目的とし、倶楽部員相互の親睦と友情をはかるものとする。
初心者への指導は倶楽部員が丁寧に行う。
セッティングから安全確認、そして飛行まで常識ある行動をとる事。
機体の新規入手および廃棄は都度役員へ連絡をする事。
第13条 (訓練及び勉強会)
倶楽部では定期的に訓練及び勉強会を企画し実施する。(訓練は毎月1回程度、勉強会は3ヶ月1回程度)
上記各地区で実施する訓練には6ヶ月に1回は技術向上及び維持及び撮影会等への参加技量があるかの判別のため必ず参加する。
また上記勉強会へは知識及び法律の理解を深めるため1年に1回は必ず参加する。
特別な理由なくこの条件から著しく外れた倶楽部員は除名となる。除名となった場合、再入会は認められない。
第14条 (補則)

  1. 倶楽部運営に関しては倶楽部員の意見を尊重し、その他の不測の事態には、すべて役員会に一任する。
  2. 発足から 3 年間、会長は固定とし、事務局は会長宅に置く。
  3. 発足から 3 年間、会長が倶楽部員の中から副会長、及び役員を指名する。
  4. 発足から 3 年間、会則その他の議案は役員内での決定で有効とする。

第15条 (安全対策として)
倶楽部員及び役員より飛行に不適切と認められる機体の飛行を禁止する事がある。
第16条 (ボランティア活動)
飛行場所がラムサール条約の中海、宍道湖が中心であることから清掃などへの積極的参加を推奨するものとする。
その場合、当倶楽部名を提示し参加すること。

【飛行規程】
1. 飛行方法について

  • 飛行前には送信機及び機体をチェックし異常がないかを確認する。
  • 登録記号の剥がれ擦れ、および更新の有無等の確認行う。
  • 飛行前には賠償責任保険の確認と契約期間の確認を行う。
  • 法令を必ず順守し、人、物件の上空は飛行させない。
  • 飛行場所の責任者に事前に飛行範囲を確認する。
  • モーター始動時は周囲及び上空の安全を確認する。
  • 飛行を開始する場合は人や物件から3m以上離れて離陸する。(第三者物件の場合は法令に従う)
  • 離発着時は周囲に知らせ、安全な離発着のスペースを確保する。
  • 2名以上同時に飛行する場合は、常に他の機体の位置に留意し事前に飛行範囲などの調整を行い衝突を避ける。
    ただし人口密集地や第三者がいる場所においては、直線にて30m以上の距離をとって飛行する。
  • 機体が飛行中は倶楽部員すべての人は上空のチェックを怠らないこととし、不測の事態が発生する恐れが有る場合は大きな声で周囲に゙知らせる。
  • 倶楽部員以外の操縦及び飛行は禁止とする。
  • 倶楽部へ提出した機体以外での飛行は禁止とする。


2. 点検について

  • 日常点検
    倶楽部員は日常点検として飛行前と飛行後に別添に定める機体点検を必ず行うものとする。(別添 1)参照
  • 点検整備記録
    定期的な点検及び整備を行った都度記載するものとする。機体が登録されている間は記録の保管も必ず行うものとする。
    様式は別添 2の様式か同等の内容であれば、これに代えて点検整備記録とする事ができる。(別添 2) 参照


3. 墜落について

  • 墜落した場合は、その飛行場所での責任者にすぐに伝え指示を仰ぐ。
  • 原則自己の責任で直ちに墜落場所の管理者に連絡を取り、その指示に従い絶対に無断で立ちいらない。
  • 墜落が発生した場合は回収終了または捜索終了まですべての飛行を禁止する。
  • 墜落機の捜索には全員で捜索に当たる。
  • 墜落機を発見した場合はその場ですべての部品を回収し、破損した部品であっても放置してはならない。
  • 墜落した原因を早期に解明し、他の倶楽部員へ共有する。


4. その他

  • 飛行場所での飲食は自由とし、生じたゴミは各自ですべてを゙持ち帰る。
  • 飛行場所の周囲のゴミは持ち帰り、飛行後の周辺環境の美化を意識する。
  • 飛行場所周辺住民に十分配慮すること。     ・不測の事故事態が発生した場合は速やかに会長に報告すること。
  • 地域の自然環境や動植物に配慮した飛行を心がける。

    以上のルールを厳守して安全に、そして協力、協調し合い、相互の親睦を図ること。

【入会規定】

  1. 新会員は原則として会員 1 名以上の推薦で役員 1 名以上が入会を承認する。
  2. 入会者は賠償責任保険に関しては必ず加入し、その保険証券のコピー※1を役員へ提出すること。
  3. 入会者は機体登録記号およびリモートID免除等の情報※1及び許可承認書のコピー※1を役員へ提出すること。
  4. 入会者はLINEグループにて倶楽部員相互とコミュニケーションが取れること。
  5. 機体を所持していない場合(3ヶ月以内に入手予定の場合を除く)の入会は認められない。
  6. 機体情報、個人情報の提出のため企業及び企業名義の機体での参加は認められない。
  7.  (個人事業主および提出が可能な場合は除く)
  8. 暴力団関係者、右翼、左翼等過激派団体に属する者の入会は認められない。
  9. ※1 入会希望者が初心者(3ヶ月以内に入手予定の場合を含む)場合は上記書類が揃うまでは仮入会とし、書類が揃い役員への提出を確認した後、正式倶楽部員とする。
    なお、上記入会希望者の書類作成や手続きに関するサポートは倶楽部員相互に協力し実施すること。

【当倶楽部のプライバシーポリシー】

  1. 個人情報とは、当該情報に含まれる氏名・電話番号・メールアドレス・その他の記述等により、特定の個人を識別することができる情報をいう。
  2. 個人情報の収集は、お問合せや新規倶楽部員募集に申し込みをされた場合、個人情報の収集を行うことがある。
  3. 利用目的は、問合せ内容への返信や倶楽部運営上必要な場合にのみ利用し、第三者に開示・提供することはない。
    ただし法令に基づく国の機関による開示要求があった場合には、協力する場合がある。
    その場合、国の機関による場合でもあっても請求者の身分証の提示を求めそのコピーを保存する。
  4. 個人情報は、サーバーに保管せず、もっとも安全な方法により保管し適切な取扱いを行います。
    (名簿・機体情報・保険情報等は一覧表に記載し紙へ出力しファイリングする。
    また、一覧及び情報はネット上のサーバ等への保管は行わず、外部USBメモリー等で管理を行う。)
    例外規定:氏名(名字のみ)と所持機体名についてはLINEグループのノート(名簿)には記載する。
  5. 個人情報の訂正・削除は、倶楽部役員に申し出ること。
【社外品の搭載について】 

・レベル1での飛行
   保険、機体登録でレベル1での飛行で問題なければ倶楽部での飛行は可能とする。

・特定飛行
   保険、機体登録、許可承認において問題がなければ倶楽部での飛行は可能とする。
   例
   ・MavicMini、Mini2に搭載可能な大容量バッテリー 
 ・純正でないプロペラガード
   ・機体に取り付ける足・ライト・カメラ等

※保険の情報
1.大容量バッテリー
    エアロエントリー:大容量バッテリー搭載は不可。
    東京海上日動火災保険:「賠償責任保険」で「ラジコン、業務使用」では可。
    ラジコン保険:大容量バッテリー搭載で可。
2.社外プロペラガード
    エアロエントリー:社外品でも可。
    ラジコン保険:社外品でも可。
※ラジコン保険は業務での飛行はNGなので、特定飛行を行う場合は趣味等でDIPSでの許可申請が 必要。 

附則 この会則は 2024年 1月 1日より実施する。


(別添 1)

マルチコプターの日常点検について

1.飛行前の点検

・機体全般          機器の取り付け状態(ネジ、コネクタ、ケーブル等)に問題はないか。

・プロペラ          外観、損傷、ゆがみ はないか。

・フレーム          外観、損傷、ゆがみ はないか。

・通信系統          機体と操縦装置の通信品質は保たれているか。

・推進系統          モーター又は発動機に異音、異常はないか。 

・電源系統          機体及び操縦装置の電源に異常はないか。

・自動制御系統   飛行制御装置に異常はないか。

・操縦装置          外観、スティック、スイッチに破損や異常はないか。 

・バッテリー      バッテリーの充電状況、残燃料表示機能の異常はないか。

・登録記号         表示する登録記号に汚れ、かすれ、剥がれ等がなく判読が可能か。

・リモートID     リモートID搭載機の場合、リモートID機能は正常に作動しているか。

2.飛行後の点検

・機体外観         ゴミの付着や傷などないか。

・機体全般         機器の取り付け状態(ネジ、コネクタ、ケーブル等)に問題はないか。

・バッテリー     異常な発熱等はないか。

・プロペラ         外観、損傷、ゆがみ はないか。