以前、お話しをさせて頂いた方からDJIの機体は高いというイメージを持っておられる事を伺いました。
価値観に関してはどうしても差が生まれてしまいますので、それについては触れません。
今回お知らせしておきたいのが、破損したときのDJIの対応とその金額についてです。
実は自分が所持している機体のうちAir2までは新品で購入していますが、Mavic2,Phantom4,P4PV2に関しては中古の機体を購入しています。
特にPhantom4、P4PV2は墜落機体で、かなり格安で譲って頂きました。
その時の現状としては、Phantom4は上部カバーのズレと亀裂とLEDカバーの紛失でした。
ただし飛ばす分と撮影する分には、特段問題がないように見て取れましたし、元の持ち主も大丈夫だというお話しでした。
自分もATTIモードでの練習機体なので、撮影などには使用せず、もし練習で墜落させても惜しくないという思いでもありました。
それに部品も入手できそうなので、自分で修理してもいいかとも思っていました。
Phantom4の場合、上部カバーが機体構成のフレームになっていますので、バランスの問題も考えて修理をと思いDJIへ発送しました。
点検の結果は墜落の衝撃でカメラのジンバル等も歪みジンバルモーターも破損しているのが判りました。
もともとの新規購入価格が14万円程度だった事を考えると、修理費用は5〜6万円あるいはそれ以上というのも覚悟したんですが・・・。
往復の送料も含めて17,000円を若干切るくらいの価格で修理が終わってます。
しかも、大事を取って機体まるごと交換となりました。
その後、今まで修理に4機出していますが、その全てにおいて新たなS/Nの機体に交換してもらっています。
確かに墜落の衝撃でどこかしらのバランスが崩れてしまったものを、特定の部位だけ交換しただけでは安心して空は飛ばせません。
それを考えるとDJIの機体まるごと交換に関しては理に適っていると思います。
ただし、機体の種類によっては部分的にかなり高価な部品であればそれなりの価格になります。
また、水没やDJI以外での修理痕などが見つかれば、修理そのものが拒否されます。
PCやMacなどは自分で修理したり、部品を交換したりする方がかなり安くなることは判っているのですが、ことDJIのドローンに関しては絶対に自分で修理を行おうなどとは思わずに、サービスへ修理を出すことをお勧めします。
費用もそんなに高くなく、新たな機体へ交換という事も大いにあります。
破損部品点数によっては高価になるかもしれませんが、その場合でもDJIではメンテナンス料や部品代に関しては公開しています。
DJIのサービスから確認する事ができます。
元々が高価な機体ですが、その修理やメンテナンスはそんなに高くはないと知っておいて損ではありません。
それと現行機であれば、修理から戻ってくるとケアリフレッシュに入ることが可能になります。